Blue Style代表 荻野勇樹のblog

Blue Style代表として伝えたい想いを綴っていきます

埼玉県坂戸・鶴ヶ島・川越エリアで自然素材の家創りをしています。
「すべては、お客様のための家創り」という覚悟を持ち、厳選した素材&オンリーワンの設計&確かな技術で、お客様の家創りをサポートさせていただきます。

大工の力

木造住宅では大工の技術と知恵と経験値が
家の仕上がりを左右します。

そしてお客さんへの熱い熱い気持ち!!

荻野工務店では一人担当一棟制を基本的に
実行しています。

何それ??ですね。

要は屋根ができるまでは大工が協力しあい
数名で工事を進めますが、その後は基本的に
一人の大工が大工工事を責任を持って行います。

45坪を超える大きな家やどうしてもお客さんの都合
で工期が短縮される場合は2名体制をとりますが。

これは僕が大工時代の経験として経験したことに
ヒントがあります。

1・どんな仕事でも任させると責任感が違います

2・家を作品として考えたとき魂がより一層入ります

みなさんも自分の仕事に置き換えたときのことを
考えれば理解していただけると思います。

住むお客さんには生涯で何度もない一大事業です。

工期は少しかかりますが、しっかりとした家をしっかりと
した工期でしっかりとした大工が気持ちを込めて創る
ことの方が喜んでいただけるはずだと確信しています。

自分がお金を払うなら誰しもこれを望むはずです。

僕らの仕事は

もの創りの精神

を忘れてはいけないのです。

速さの前にしっかりと確実性を荻野工務店では大工
に念頭において仕事をしてもらっています。

大工がこれを実行したとき家の仕上がりは格段に
変わるのです。

最近は3ヶ月で仕上がる家がほとんどになってしまいました。

これはお客さんの都合ではなく会社の資金の都合に家創り
がなってきてしまっている証拠です。

大工が本当の天然木を知らない触ったことがないということが
実際に起こっているのです。

天然木のフローリングが触れない木の加工や木の目、木の
表裏を知らないんです。新建材や集成材に頼ると技術においても
木を見る目もそうなってしまいます。

カンナを使って木を削れない
ノミを使って木を彫れない
刃が磨げない

簡単にスピードを持って家ができるメリットもあります。

でも明らかに技術力はおちてしまいます。

時代には逆行しているかもしれませんが泥臭く不器用な
やり方でも、お客さんに喜ばれる仕事の仕方を崩さずに
これからも荻野工務店は大工が大工らしくいられる素材
そして工期をいただき創っていきたいと思います。

大工を後世に残していくことも会社の大切な役割だと
思います。

大工の力なしでは木造住宅は語れません!!

荻野工務店の大工のみんないつもありがとう。