荻野工務店の家創り4
丸型換気口について・・・
当社の基礎は見ればわかる丸型!!
なぜ???
四角いと基礎の大切な鉄筋を切断しなくてはいけなくなりますね。
だから鉄筋を切らなくても鉄筋の間にうまく収まる丸型を採用
しているんです。
トンネルをイメージしてください。
丸くしているのには理由があり
上からの荷重をうまく分散してくれる効果もあるんです。
今現在多く使われているの基礎パッキンという方法がありますが
基礎と土台の間にブロックのようなものをかませるのですが、
物理的に換気は非常に少なくなってしまいます。
基礎は工事がしやすくなりますが・・・
また長年の家の荷重で土台にめり込んでしまう事も考えられます。
木造住宅の基礎は換気がすごく大切です。
だからたくさん風が通り抜ける工法を採用する事は必然!!
僕が大工時代にリフォームも数多くさせてもらいましたが、木造住宅の
敵は湿気です。湿気ぽいと、とにかく痛みが早くなってしまう。
神社や仏閣が長年の時を超えて今もしっかりしているのは床下
の高さがしっかりと確保されいる事にも実証されていますよね。
見学会では床下の換気口に手を当ててみてください。
しっかりと風が流れているのがわかりますよ!!
体感してみること
何でも見学会では質問してみることが良いと思います。
そしてコンクリートの性質を少し説明します。
コンクリートは生きているということです。不思議でしょ。
約30年くらいかけて硬化していくいう性質を持っています。
最初の1~2週間の間に強度は充分になるのですが・・・
現場でコンクリートが打ち込まれてから硬化していきますが
当社では硬化していく期間を、しっかりと待ちます。
でも30年待つわけではなく(汗・・・)
季節にも依りますが1~2週間
はおいておきます。この期間がすごく大切なんです。
早く進める会社を見ますが、早すぎる工程はちょっと不安を感じますね。
建築に携わるのであれば会社の都合で早めてはいけない。
資金繰りの為に工程を無理に短縮してはいけないんです。
早すぎる工程にはご用心ですね。
お客さんにしっかり説明して期間を設けるべきですね。
業界が良くなるといいなと思いながら、いつもいますが・・・
ひとつひとつには理由があり家創りにはセオリーがあるんですよ。