Blue Style代表 荻野勇樹のblog

Blue Style代表として伝えたい想いを綴っていきます

埼玉県坂戸・鶴ヶ島・川越エリアで自然素材の家創りをしています。
「すべては、お客様のための家創り」という覚悟を持ち、厳選した素材&オンリーワンの設計&確かな技術で、お客様の家創りをサポートさせていただきます。

荻野工務店の柱

初心にかえり僕のブログも家創りの構造

部材から、しばらくしていきたいと思います

荻野工務店で使用している柱は全て桧です

しかも天然無垢の桧

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何故か??

たくさんの理由がありますが

天然無垢にこだわるのは実績と信頼があるからです

昔から神社仏閣は天然無垢の木で創られてきました

今でもしっかりと残っているのは天然無垢の木で

創られているからです

信頼できますよね(^O^)

しかし今現在の住宅業界を見ると木材を貼り合わせ

た集成材が主流で8割~9割は集成材が使われています

長期優良住宅といわれる国の制度がありますが、ここ

でも集成材は使われています

でも本当に長期優良かというと信頼性は欠けてしまう

荻野工務店では国の基準ではなくそれ以上のもので

お客さんを守る必要があると考えているんです

僕らが創らせていただいた家の責任は僕らが取らなければ

ならないんです

みんなが使っているから安心という視点で考えては危険

これが地域のお客さんの家を創る僕らの使命だからです

何かあったら誰がお客さんを助けるんでしょう??

集成材を認可している国が今の9割近い集成材の家を

全て保証するのでしょうか??できませんよね

僕は日本は大好きです

でもこの業界のスタイルは嫌いです

大工から現場監督をして実際に触れ、目にしてきた僕にとって

は使いたくないのが構造における集成材です

隠れてしまう部分であるからこそ徹底してこだわるのです

自分が知識があって経験してきた業界のプロなら手は

出したくないんです

集成材は接着剤で強度を維持します

貼られたものはいつか剥がれるという事

剥がれたら強度は落ちます

そして素材が白蟻に弱いホワイトウッドが主流だということ

乾燥と湿気を繰り返す日本では使わないのがベストです

では何故使うのか??流通がよく安く手に入るから!!

天然無垢に比べ施工がしやすいから

単純にこの2点にに尽きます

創る側の都合だけ悲しいですね

そして将来、家を解体してから集成材の柱はどうなるで

しょう??接着剤をそのまま燃やせば有害ガスがでます

処理をするのにもお金がかかるのです環境にも良くない

天然無垢の桧はそんな心配を解消してくれる強度のある

大切な素材なんですよ

天然無垢の桧は年月を経てば経つほど強度が増していきます

これは住む人にとって安心ですよね

桧は真っ直ぐに成長していく木です

木は繊維方向に引っ張りや圧縮に鉄やコンクリートよりも

強いんです

信じられないかもしれませんがこれは事実です

そしてシロアリにも強い

湿気を含むとシロアリが嫌がる成分をを発してくれるのです

たくさんのメリットが天然無垢の桧の柱にはありますから

荻野工務店ではお客さんにとってベストなものを選択して

います

お客さんは家に2000万円~3000万円をかけるわけです

プロである僕たちが利益優先ではなく正直に柱にも

こだわり提案すのが業界以前に人として必要ですよね

理由は至ってシンプルなんですが奥が深ーい話なんです