荻野工務店の家創り3
1と2では家創りの要
大工さんの事と構造への考えについてでした。
3では家の構造を支える基礎について
と
その前に地盤調査は今では100%の現場で実施し
調査の内容をもとに地盤改良の必要性を確認しています。
お客さんにとっては買った土地がしっかりとしていてほしい
という思いが打合せをしていると、ひしひしと伝わってきます。
もちろん予算にも反映される工事ですからやらなくて良いに
越したことはないのですが・・・
50%50%の確立ですから試験の
合格を待つような気持ちですよね。
(うーん、わかります・・・)
家の荷重と地耐力には関係があり
2階建て木造住宅の建物荷重は㎡当たり0.6KN/㎡から1KN/㎡程度
と言われています。
実際の生活を考え、その3倍の地耐力があれば安全と
されているので、その3倍を下回る場合や家の角4か所+中央の
合計5ポイントで測定しますが、ポイントによって、不均一な場合
は改良が必要な目安になってきます。
必要に応じて工事が必要であれば3つの方法があり
・柱状改良杭・鋼管杭・表層改良
と主に3つの方法に木造住宅では分かれます。
家の大きさや方法によって予算もそれぞれちがいますから
おススメできる安心の方法で、ご提案させていただいています。
基礎の仕様はべた基礎
(全体にコンクリートを敷き詰める基礎)
です。
布基礎に比べ安定した耐力が確保でき基礎下からの湿度も
防ぐことができます。
ポイントは是非近くに現場があったら見てほしいのですが・・・
(個別で工程に合わせた見学もできますのでお問い合わせください!!)
1・地盤を締め固めるために栗石(拳大の石)を入れていること。
2・それにより締め固め作業を2工程行なっていること。
3・鉄筋を細かく組んでいること。
4・基礎全体の角にはコーナーハンチを入れていること。
5・コンクリートの強度を基準よりも高い設定にしていること
6・基礎が完成してから乾燥期間が長い事
7・丸型換気口
この7ポイントが通常行われている基礎の仕様との違い
是非是非見てほしいですね。
どれも外せない頑強な基礎を創る上でのポイントですが
換気口は特に家を長持ちさせる上での大切な役割をしています。
今からお客さんの家で打合せがあるので
次回換気口ついて続きますね・・・